エレキギターの買取相場や高く売れるかもしれないメーカーとは?
数ある楽器のなかでも特にメジャーで手軽に始めやすいのがエレキギターです。
しかし、「以前購入したものの全く弾かなくなった」、「家族が使っていたエレキギターが物置に眠いっている」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不要になったエレキギターを買取に出す場合に知っておきたい9つのポイントを紹介します。
高く売れるかもしれないエレキギターのメーカーとは?
一口にエレキギターといっても、国産から海外までさまざまなメーカーがあり、製品の種類も膨大です。
なかには見た目が同じに見えるのに、全く異なるメーカーの製品であることも多く、買取価格は大きく変わります。
では、数あるエレキギターのメーカーのなかで、高価買取が期待できるのはどこの製品なのでしょうか。
①YAMAHA(ヤマハ)
ピアノやドラム、管楽器、弦楽器まで、あらゆる楽器の製造を手掛けているYAMAHA。
日本を代表するエレキギターのメーカーでもあり、1966年に「SG」シリーズを発売してから50年以上の歴史をもちます。
国産エレキギターとして信頼性は抜群に高く、特に高価買取が期待できるメーカーです。
②ギブソン(Gibson)
ギブソンは1902年に米国で設立されたエレキギターのメーカーです。
ひょうたんのように丸みを帯びた「レスポール」はエレキギターのなかでも定番となっており、これまで数多くのアーティストに愛されてきました。
レスポール以外にも「SG」シリーズや「フライングV」、「エクスプローラー」など個性的なモデルが揃っており、いずれも高値で取引されています。
③フェンダー(Fender)
フェンダーは1945年に米国で設立されたエレキギターのメーカーです。
「ストラトキャスター」や「テレキャスター」はギブソンのレスポールと肩を並べるほど著名なモデルであり、エレキギターといえばこれらのシルエットを思い浮かべる人も少なくありません。
ただし、一口にフェンダーといっても「フェンダーUSA」や「フェンダーMexico」、「フェンダーJapan」など複数のブランドがあり、特に高価で取引されることが多いのは「フェンダーUSA」です。
④ポール・リード・スミス(PRS)
ポール・リード・スミスも米国で設立されたエレキギターのメーカーです。
設立年度は1985年と他社に比べると比較的歴史は浅いですが、「Custom」シリーズや「Hollowbody」シリーズなど多種多様なモデルがあり、音質はもちろんのこと見た目にも美しいギターばかり。
社名を略して「PRS」と表記されることも多いです。
⑤ESP
ESPは1975年に設立された日本を代表するエレキギターのメーカーです。
数多くのアーティストのオリジナルモデル製作も手掛けており、市場では高値で取引されています。
ギブソンやフェンダーのコピーモデル中心のブランド「ESP Navigator」も展開しています。
⑥ジャパンヴィンテージ(Japan Vintage)
エレキギターは米国で設立された企業が老舗で長い歴史があることや、ブランド力そのものの違いなどから、国産メーカーよりも海外メーカーの製品が高価で取引される傾向にあります。
しかし、日本におけるエレキギターの歴史も長く、過去に販売されたモデルは「ジャパンヴィンテージ」として注目されはじめています。
たとえば、ギブソン系のモデルが有名な「Greco」や、フェンダー系モデルが中心の「FERNANDES」、国内外のアーティストからも愛用されている「Ibanez」などが代表的です。
エレキギターの買取相場は?
エレキギターを売ろうと考えている、買取をしてもらいたい人にとっては、エレキギターの買取相場が気になるのではないでしょうか?
先ほどもお伝えしたように、国産から海外まで多種多様なエレキギターはメーカーによって買取相場は異なります。
また、エレキギターの保管状態や状態の良し悪しによっても買取価格は大きく変わってくるでしょう。
中古でも高値買取がつきやすい人気メーカーでいえば、たとえばフェンダー(Fender)が最低で3万から、高い物では70万円で買取されているギターもあるようです。
また、国産一流メーカーのヤマハは、最低でも5万円、高いものでは24万円程度で買取がされています。
ただし、エレキギターは日頃のメンテナンスを怠ると、劣化や破損を招き、上記の価格よりも査定が下がってしまう可能性もあります。
高価買取をしてもらうためのエレキギターのメンテナンス方法
エレキギターは木材でできたボディに繊細な塗装を施し、ピックアップやブリッジといったパーツが取り付けられています。
構造自体は極めてシンプルですが、芸術品にも劣らないその美しい見た目を維持していくためには日頃のメンテナンスが不可欠です。
しかし、良かれと思って行ったメンテナンスが、実際には誤った方法であったというケースも少なくありません。
ギターを大切に扱うことはもちろんですが、高価買取を実現するためにも絶対にやってはいけない間違ったメンテナンス方法を3つ紹介しましょう。
①雑巾・ティッシュで拭く
ギターを弾いていると、ボディやピックアップに指紋や汗、皮脂などがついて汚れることがあります。
特に新品のギターを購入したときには、できるだけきれいな状態を保ちたいと誰もが思うものです。
しかし、そんなときに雑巾やティッシュなどで拭くのは避けたほうが良いでしょう。
雑巾やティッシュの繊維は意外なほど荒く、デリケートな塗装面などに使用すると細かい無数の傷がついてしまいます。
②ネック・フレットの調整
ギターは大きく分けてボディとネックという部分に分けることができます。
特にネックは弦を指で押さえてさまざまな音を出す重要な部分ですが、ギターの保管状態が悪いとネックが曲がることがあります。
これを改善するためには、ネックのなかに組み込まれているトラスロッドとよばれる金属の棒を回して調整するのですが、これには繊細な作業が求められます。
一度に回すのではなく、45度から90度程度、こまめに調整するのがコツです。
ギターのメンテナンス経験がなく自信がない方は、楽器店などにもちこんでプロに見てもらい、調整の仕方を見て学ぶようにしましょう。
③弦を全て外す
ギターは通常、6本の弦を張った状態でベストなコンディションになるよう作られています。
弦を全て外して保管してしまうと、ネックに対する張力がなくなり、逆反り(ギターの裏面に向かってネックが反る状態)が起こることもあります。
エレキギターを少しでも高く売るためのコツ
では、エレキギターを少しでも高値で売るためには、普段からどのようなメンテナンスを心がけておけば良いのでしょうか。
6つのポイントを紹介します。
①柔らかい布で乾拭き
細かな傷がつきやすいボディは、雑巾やティッシュではなく専用のクロスで乾拭きしましょう。
楽器店ではギター専用のクリーニングクロスが販売されており、メガネ拭きのような柔らかい素材でできているためギターを傷める心配がありません。
普段のメンテナンスとしては、汗や汚れをクロスで拭き取り、乾拭きする程度でも十分ですが、美しいツヤを維持したい場合には専用のポリッシュで拭き上げると効果的です。
ちなみに、ギターに付着した汗や汚れをそのままにしておくと、ピックアップやピックガードなどの細かい隙間に入り込み、接点不良を起こすこともあります。
そのため、弾き終わった後は最低でもクロスで乾拭きしておくことが大切です。
②接点復活剤で電装系を修理する
エレキギターとアンプを繋ぐシールドの接続部分などには金属が使用されているため、接点不良を起こす場合があります。
正常に繋がっているはずなのに雑音がひどい場合などは、接点復活剤を吹きかけることで改善することがあります。
③弦の張り具合を調整する
ネックが正常なエレキギターの場合、一般的にはチューニングを合わせた状態で保管しておくのがベストとされています。
ただし、順反り(ギターの表面に向かってネックが反る状態)が起こっている場合、弦を少し緩めることで解消できる可能性もあります。
④風通しの良いところで保管
エレキギターに限ったことではありませんが、多くの楽器は保管する環境によってコンディションが大きく左右されがちです。
直射日光が当たる場所や、高温多湿の場所ではネックの反りや金属パーツの腐食が起こる可能性もあるため、できるだけ風通しの良い場所で保管するようにしましょう。
⑤ギターケースに入れる
エレキギターを購入した場合、ほとんどの製品にはギターケースが付属しています。
もし、中古品でギターケースが付属していない場合には、安価なものでも必ず購入しておきましょう。
紫外線や湿度などの影響を最小限に防ぐためにも、ギターを弾かないときはギターケースに入れて保管しておくのが理想です。
⑥付属品を取っておく
購入時にセットになっていた純正の付属品があれば、必ずとっておきましょう。
特に高価なモデルの場合、純正のハードケースが付属しているかによっても買取価格は異なってきます。
エクラタンテならエレキギターの高価買取を実現!
買取専門店エクラタンテはエレキギターの高価買取を強化しています。
他店の場合、壊れているエレキギターは買取を断られる場合や買取価格が安くなってしまうことがありますが、エクラタンテは壊れている場合でも、メーカーやポイントを見極めた的確な査定と無店舗運営によりコストを抑えた分、高価買取をすることが可能です。
また、即日現金化することができ、エレキギター以外の楽器もまとめて売ることもできます。
出張費や査定は無料なので、エレキギターの処分にお困りであれば検討してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
今回紹介してきたように、一口にエレキギターといっても国内外にさまざまなメーカーがあり、数え切れないほどのモデルが販売されています。
上記で紹介したメーカーはほんの一例であり、知名度は決して高くないものの高値で取引されているエレキギターも少なくありません。
エレキギターを少しでも高値で買い取ってもらうためには、日頃から丁寧なメンテナンスを心がけておくことが不可欠です。
もし自宅に眠っているエレキギターがあったら、今回紹介したポイントを参考にしながら丁寧にメンテナンスを行い、買取査定をしてもらいましょう。
お電話でのお問い合わせは0120-123-538(年末年始を除く9:00〜20:00)
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